解りやすい!相続の権利の順番を達人が伝授

知っておきたい葬儀の返礼品に関する知識

2019年11月23日
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喪主や遺族として葬儀を執り行うのであれば、知っておくべきこととして返礼品に関する知識が挙げられます。参列してくれた人から香典や供物を受け取ったら、必ずお返しをしなければなりません。通夜に来てくれた方にはお茶やコーヒーといった飲み物をお礼の品として贈ることが一般的になっています。

しかし通夜振る舞いをする場合には、お礼の品を贈る必要はありません。通夜振る舞いに参加しない人がいれば、お礼の品を忘れずに贈るようにしてください。告別式に参列してくれた人にはタオルやハンカチを贈ることが一般的です。

香典をもらわなかった場合でも参列してくれたお礼として必ず贈るようにしてください。香典をくれた人には香典返しを贈ります。香典返しを贈る時期は四十九日の法要が終わってからで、香典で受け取った金額の3分の1から2分の1に相当する品物を選ぶことが一般的です。

このように古くからの習慣では何度もお返しの品を贈っていましたが、最近ではこれらのお返しを一度にまとめて贈ることが増えてきています。葬儀に参列してくれた人に式が終わってから3000円ほどの品物を贈ることが多く、この方法であれば何度もお礼の品を用意する手間を省くことができます。