解りやすい!相続の権利の順番を達人が伝授

土地を相続した場合の分配手段など

2016年12月20日
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土地などの不動産を相続した場合で、相続対象者が複数いる時はどのように分けるのがいいのか、色々問題が起きてきます。基本的には土地だけであれば、現金化して分配する方法や、土地を持ち分で登記するなどがあります。相続者全員の一致が必須で、1人でも承諾を得られない場合には分配は勝手にする事はできません。対象者が全員一致した場合、弁護士などによって遺産分割協議書類を作成してもらい、それぞれ署名と捺印をして、間違いない事を双方取り交わし、登記などの手続きも司法書士などに依頼をして行ってもらいます。

弁護士でも登記などの手続きは可能です。費用は依頼する弁護士などにより異なりますが、ある程度の目安ラインや、登記費用等決められているものもあり、事前に調べておくのがおすすめです。現金化する場合には、対象者全員一致で売却の意思表示をそれぞれ行うか、遺産分割協議書類で誰か1名に代表して手続きから全て行ってもらうようにするかがありますが、持ち分割合案分は個人的な事になる為、売却に関わった不動産会社や銀行等が行う事はできません。

対象者が案分で処理をします。いずれにしても、何等かの手続きを行い全て完了した後は税務申告も必要となる為、手続きなど諸々の書類等は保管しておきましょう。